新企画「大河ドラマを観る」『どうする家康』第一話

今まであまり触れてこなかったのですが、僕は大学で専攻するほど日本史が大好きです。

 

大河ドラマに初めて触れたのが、2016年の『真田丸』からです。

そこから毎年、大河ドラマは1話も逃さず観ているのですが、今回年が明けて大河ドラマも新しいものに変わるので、週一でその感想をブログ上に書いていきたいと思います。

せっかく観るからには歴史の勉強としても、物語としても食らい尽くしたいですし!

 

それでは、以下、第一話「どうする桶狭間」の感想です!!

 

今回は初回ということで、「どうする家康」というタイトルに込められた願いについて考えていきたいと思います。

 

その名の通り、戦乱を生き延びる徳川家康が主人公のドラマです。

ふつうの大河ドラマと違うのは、家康が視聴者とともに迷いに迷って生き延びていく様を描いていくといった点です。

 

一話から、その描写は色濃くなされていて、東照大権現徳川家康を知る僕たちの思う家康像とは、全く違うイメージの家康が描かれます。

 

貧弱な家康の少年期が描かれていて、その主君を支える家臣たちに焦点が向くことが多くなるのではないかなと感じさせる幕開けでした。

 

歴史という形で、昔のことを一気に振り返ることのできる僕たちとは違って、偉人たちは歴史を生きていました。

それは僕たちが自分の人生を迷いながら懸命に生きていくのと同様、いや、それ以上に迷いながら生きていたのだと思います。

 

一話を見た様子では、そんな考えてみれば当たり前のことを、ドラマを通じて、家康という日本人ならば誰でも知っている偉人を通して、教えてくれる物語になっていくのかなと感じました。

 

歴史は、ただ昔のことを覚えるつまらない勉強などではなく、自分の人生を照らしてくれる道標であると、僕は考えています。

 

その歴史解釈をそのまま家康に落とし込んだような今回の大河ドラマ

 

家康の生き方、家康を支える家臣たちの生き方など、さまざまな人間の「決断の人生」が描かれていくであろうこの先。

 

今からワクワクが止まりません!!!

 

僕自身にもしっかりと落とし込める部分は落とし込みたいと思っています。

 

これから一年よろしくお願いします!

 

PS.野村萬斎さんの演じる今川義元が一話で退場しちゃったの悲しい...

 

「継続は力なり」